先生の紹介

マッサージ師整体師鍼灸師

稲田靖人 昭和52年(1977年)6月4日生まれ

あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師
(厚生労働大臣認定国家資格)


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略歴

昭和52年、京都で生まれる。
平成9年(20才)に現在の医学では治らない目の病気になって視力が下がっていく。
平成15年京都府立盲学校を卒業、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格。
免許取得後、3年間の修行。
平成18年6月、奈良市西登美ヶ丘にて鍼灸整体院「いなだ鍼灸庵」開院。
平成23年5月、東京・吉祥寺にて整体院開院。


当院のヒストリー

20才で突然、目の病気になる

それまでは病院に一度もいったことがない、全くの健康人でした。
それがある日突然、目の前に黒い影が…。

難病指定されているベーチェット病の症状でした。
それからどんどん視力が下がっていき、片目は見えなくなり、もう片方も障害者のレベルまで下がりました。
車の運転もできなくなり、将来への希望が全く見えない状況です。

それからいろいろ調べた結果、目の不自由な人はマッサージや針治療をして生計を立てていると知りました。
そのマッサージや針を、盲学校で勉強させてもらえることも。

盲学校で三年間勉強して、その後国家試験に合格。
25才のとき、晴れて「あん摩マッサージ指圧師」「鍼灸(はりきゅう)師」の資格を得ました。

鍼灸修行

盲学校の学生時代に、一日に一人で50人以上の患者さんを診る、はり治療のすごい先生に出会いました。

その先生について勉強すれば、同等とまではいかなくても、半分くらいにまでなれば生活には困らなくなる。
そう考え、教えを請うために海を越えた他県にまで引っ越しまでしました。

三年間みっちりと勉強して、その土地でもある程度の経験を重ね、意気揚々と凱旋。
平成18年に奈良市の高級住宅街、西登美ヶ丘にて鍼灸院を開業するに至りました。

開業するも全く食えない

自信を持っての開業でしたが、フタを開けてビックリ。
全くダメでした。

治らない。
治せない。
治らないものですから、当然収入も入ってきません。

実は開業から二ヶ月後に長男が生まれていました。
しかし開業から半年ほどは収入が家賃の半分以下というのが続いたのです。
貯金がどんどん減っていき、とてつもない絶望感に襲われました。

根本的に間違っていた

すごい先生の元で勉強していたころは、その地方では有名なその先生の弟子だということで患者さんからの信頼を得て効果がでていた。
それを私は自分の実力だと勘違いしていたのです。
独立して、全然結果がでなくて、そこで初めて自分を、自分のやっていることを見つめ直しました。

そしてやっと気が付きました。
患者さんのためを考えていない、ということに。

すごい先生に教えを請うた理由が、この先生と同じようにやれば稼げるのではないかと考えていたこと。
そもそもこの時点で間違っています。

さらに、その先生から教わったことを、患者さんにそのまま何も考えずにただ施術していた。
教わった通りにやっていれば間違いない、なぜならその先生はそれで治しているのだから、それで一日に50人以上の患者さんで治療院は溢れかえっているのだから、と。

正直、その当時していた施術に対して自分自身、効果があるのかどうか半信半疑でした。
そんな施術を患者さんにすることは、はっきりいって患者さんへの裏切りでしかありません。
だから治るわけがないし、繁盛なんてするわけがない。

そんな当たり前のことに、この道に入り六年以上経ってからやっと気が付いたのでした。

自分が患者になろう

やり方を変えよう、本当に患者さんのためになる治療をしよう、必要とされる人間になろう。
そう決めました。

しかしそうはいっても、それまでずっと一つのことしか勉強していません。
そのころは、他に何もできない状態だったのです。

新しく何かを学ばねばなりませんが、何をしたらいいのか皆目検討がつきません。
そこで、まず患者さんの立場に立って考えることをしました。
自分が患者になってみて、どのような施術を受けてみたいかを徹底的に考えました。
実際にいろんな治療院に施術を受けにもいきました。
そのようなことをしているうちに、しだいに自分の施術の姿が見えてきたのです。

師匠との出会い

自分が考える理想の施術に近そうな技術セミナーを探して見つけました。

そこで講師をされていた先生は、「○○を治す技術」などという小手先のテクニックではなく、全てに通じるカラダの根本的なことを教えてくれたのです。
そして自分の手の感覚で患者さんのカラダの状態をしっかりと把握する技術を徹底的に仕込まれました。

私たち手技療法家はレントゲンなどの機械は使えません。
手の感覚だけで、患者さんの背骨や骨盤のゆがみを感じ取れなければそれを改善することができないのです。
言われてみればしごく当たり前のことですが、このように手の感覚を磨くことに徹底する先生はあまりいません。

優れた技術をもつ先生は、元々このような手の感覚が優れており、そんなことは当たり前だと感じているのでしょう。
だからあえてそのことを強調して教えるようなことはしないのだと思います。

しかし私のような凡人は、まず何をおいても、その基本中の基本である手の感覚を磨き、手の感覚だけで診察できるようになる必要があったのです。

この先生と出会ったことが、どれだけ大きな転機になったことか。

それからは、自分の施術に自信を持つことができ、患者さんにも症状が良くなって喜んでもらえるようになりました。

絶対にぶれない軸

専門的な勉強をすればするほど、そのことに詳しくなっていきますが、それと同時に、自分の中ではそれが「常識」になっていきます。
自分にとっての常識は、他の人には非常識なわけです。
専門家がどれだけきっちりと説明しても、一般の人にはチンプンカンプンというのはよくある話しです。

いまの私には、絶対にぶれない軸があります。
それは 「患者さんの立場に立って考える」 ということ。

どれだけ勉強しても、専門家になっても、いつでも患者さんの視点からそれを見る。
独りよがりな、自己満足的な施術を患者さんに押し付けていないか?
説明不足で釈然としない思い、または不安な思いをさせていないか?

もちろん完璧にできているわけではありませんし、実際に至らないこともたくさんあります。

しかし、

「自分が患者なら こんな先生 に施術してもらいたい」

というような “こんな先生” になるために、日々考え、勉強し、施術しています。


[*]大切なお友達に教える


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